2021年10月14日木曜日

煙突そうじ日和



これ、なんだかわかりますか? 煙突のてっぺん部分です

天気もいいし、馬鹿だし、膝ガクガクで屋根に登ってます
前回の掃除から2シーズン使用、一番ススで汚れる「煙突トップ」もこんなに綺麗になりました



ストームカラーやフラッシングの「コーキング」も劣化しているので、
古いコーキング剤をベリベリ剥がしてやり直します



しかし「耐熱のコーキング材」の高価なこと!
USAのコーキング材、3,500円もしました(キャー!)

まあ、2年ごとの作業なので目をつぶることにします


2年分の煙突のスス これが多いのか、少ないのか、よくわかりません?



薪ストーブ本体の「分解掃除」も初めてやってみます

天板を持ち上げたら、バッフルプレートの上に結構な灰が溜まっていました




バッフルプレートも外して中まで点検します
背中から入った空気が左右を通り、前のスリットからガラスへ吹きつける構造
「空気のカーテン」がガラスの曇りや、高熱になるのを防いでくれます



炉内のバーミキュライトを外すと、普段は見えない裏側が出てきます
二次燃焼の吹き出し口、しっかりお掃除して完全燃焼を目指します



煙突下のカバーも外しました
このストーブは部品をボルトで固定せず、簡単に分解できるところがエライ!



外したパーツもきれいにして日光浴
本当はここで再塗装したほうがいいのですが、専用の「耐熱スプレー」が1本6,850円(ギャー!)
塗装は次の機会にしましょう



パーツの組み込みはパズルっぽい感じ、多少悩みながらもピッタリと収まりました
これって鋳物の精度に自信がないとできない設計、ベルギーの技術ってすごい!



これで冬の準備はバッチリ、ガンガン燃えるぞ!
と思ったのもつかの間…



突然のヒョウまじりの大雨と突風!

「うゎーん、コーキングが流れるー」 また明日、屋根に登らないと トホホ










2021年10月3日日曜日

アケノ・ヴェニュス



ぶどう畑って雑草だらけのところが結構多いのですが、
散歩の時、きれいに管理された「ぶどう棚」を発見!

茅ヶ岳の裾野、奥に見えるのは富士山、右が南アルプス とても気持ちがいい畑です
作業中の吉田さんにお話を聞くことができました



ぶどうは「カベルネ・ソーヴィニヨン」、重厚な赤ワインになる品種だそうです

この下の醸造所で、お父様がワイン造りをしていて販売もしてるということなので
突然ですが伺ってみることにします



下神取の古民家に隣接された「ドメーヌ・ド・ラ・アケノ・ヴェニュス」の醸造所にお邪魔しました




ちょうど醸造家の吉田修三さんがいらっしゃいました
忙しい仕込みの最中なのに、ワインのお話をたくさん聞かせてもらいました
(ママが覗かせてもらっているのは醸造タンクです)



吉田修三さんは、明野の立地、気候、日照が、ぶどうの生育にとても適しているので
2011年より「カベルネ・ソーヴィニヨン」の栽培を始められ、
定年後に東京から移住して「自家製のワイン醸造所」を造られました

2018年より息子さんと一緒に「アケノ・ヴェニュス」の製造販売をされています
(定年後ずっとボ〜ッとしてる僕にとっては、耳の痛いお話でした)



これは搾汁するバスケットプレス機、
抽出した液はオーク樽で熟成され「アケノ・ヴェニュス」になります
ヴェニュスは〝ビーナス〟のフランス語で「金星」のことだそうです



突然の訪問にも笑顔で対応してくれたビーナス、お嫁さん
忙しい時に申し訳けありませんでした



実は、僕たち本日が「結婚記念日」でして
40年間もいっしょに生活してきたことになります
なので、めでたく赤白の「アケノ・ヴェニュス」をいただいてきました
ちょうど広島の牡蠣が届いているので、さっそく冷やして Tchin Tchin


あーっ、「アケノ・ヴェニュス」ってもしかして…
「宵の明星」の金星のこと? 明野の金星 一番星 かっこいい!


「très fin」アケノ・ヴェニュス オンラインストア









2021年10月1日金曜日

ちいさい秋


ジューンベリーの葉がハラハラ、なんだかさみしいなぁ



棟梁の家の甲斐犬「タイガ」(黒虎毛)
さつまいも畑にサルが出た時は、畑に繋がれて一晩中見張りをします



こんな甘えん坊でも、ちゃんと番犬してますよ



となりの大根畑のバンザイ



だれだぁ? ミズナの真ん中を歩いたヤツは



翌朝、犯人をはっケーン!



「甲斐駒」の右側の稜線がサルの顔に見えてしょうがないのです
ちょうど陽が沈んでいく辺り、空を見あげるサルの横顔に…



参考資料(フリー画像)









2021年9月22日水曜日

タンスがすんだ



そろそろ収穫ですね



はりねずみ状態のタンス
クギを抜いた穴に「ボンドをつけた楊枝」を刺して金槌でトントンします



ボンドが固まったら、アサリのないノコギリでカットして、



紙やすりでフラットにします
金具の位置が同じなので、これをしないとクギが効いてくれません



古い塗料と汚れをサンダーをかけて落とします



元は「との粉仕上げ」でしたが、素人は「蜜ろうワックス」で仕上げてみます



鉄の金具のサビを落として再塗装(なんとタンスひとつに金具が70個!)



外した鉄クギが再利用できないので「ふすまクギ」で代用します(打ったふすまクギ 522本!)



ワックス仕上げでも、金具をつけるとだんだん引き締まってきます



鉄の角脚をつけて横に並べて設置しました

義理の母の「桐タンス」に、僕の母の遺した「手びねり」を飾ってリメイクの完成です!



うちの「ぞうり大臣」のぞうり製作はまだまだ続きます










2021年9月17日金曜日

ツバメの挨拶



今朝の事です
群れで電線に止まっていることも珍しいのですが、
何十羽ものツバメが、家のまわりをビュンビュンと乱舞してます



窓を開けたら部屋に飛び込んできそうな勢い
9月の中旬から東南アジアに渡るみたいですから、きょうは出発の日なのかも?



この小さな体(17g)に、3,000kmもの距離を飛べる「驚異の体力」と
目的地まで迷わずにいける「神秘の能力」があるなんて、不思議ですねー

ツバメは巣立った場所や景色も記憶しているようです
また来年の春、無事に明野に戻ってこいよー!










2021年9月9日木曜日

ばーさんの桐タンス



今年の春、98歳で亡くなった義母のマンションにあった「桐のタンス」



処分するにはもったいないので、日曜大工でリメイクしてみます(毎日が日曜日ですけど)



まず、金具をすべて外したいのですが これが大変!
傷つけないようにスクレーパーで浮かして、鉄クギの頭をつかんで抜きます



T字型の金具は、斜めに差しこむ構造になってました



取っ手は割りピンなので、



裏からギコギコして抜きます
(どうも何度か修復したような跡もあります)



今日、外すことができた「鉄の金具」たち
サビを落としてから塗装したいと思っているのですが…



まだまだ「桐タンスのリメイク」は続きます



ママは、たくさん出てきた着物をばらし「布ぞうり」の製作をはじめました


秋の長夜、二人ともゆっくりやるとします