平山郁夫シルクロード美術館 20周年記念

「平山郁夫シルクロード美術館」
いままでにも何度となく訪れましたが、きょうはスペシャル！

美術館の開館20周年と平山郁夫の誕生日（6月15日）を記念して特別イベントが行なわれます

平山郁夫シルクロード美術館

平山夫妻が収集、寄贈した数々のシルクロードコレクションが出迎えます

平山郁夫は日本文化の源流を求め、シルクロードの各地を150回以上を旅し
数々の作品を描いてきました

シルクロード周辺、地中海から西アジア、東アジアの彫刻・絵画・金工品など約1万点あまり
世界屈指のシルクロードコレクションです

「平山郁夫ー仏教伝来と旅の軌跡」展

平山郁夫のアトリエを再現
イーゼルには未完の遺作「病室の窓辺の花」が乗ったままです

「開館20周年記念トーク　平山郁夫を語る」が特別スペースではじまります

平山郁夫の長男で美術館の理事、平山廉さんの
父親 平山郁夫の思い出、エピソードなどの楽しいトークです

NHK「新シルクロードシリーズ」のプロデューサー井上隆史氏
バーミヤンや北朝鮮の石仏・壁画など
平山郁夫の行った文化財保護活動のお話しを聞きました

そして、僕的にはきょうのメインイベント
シルクロード蘭州生まれ、北杜市在住のヴァイオリニスト 劉薇（リュウウェイ）さん

シルクロードへの想いを奏でるコンサートのはじまりです

いつもなら展示室6ですが、きょうはコンサートホール
音の響きが素晴らしく「また演奏会しましょうよ」と劉薇さんも絶賛していました


八ヶ岳 ミラクル空　劉薇 Liu Wei
劉薇 Liu Wei Official Website

ゆすらうめ ジュース

「ジューンベリー」の赤い実は、すべて鳥たちにプレゼント！

梅雨のころ「ゆすらうめ」の実も赤くなります

こいつは鳥たちにはあげられません、しっかりネットで保護します

そろそろ収穫かな？

魔女の宅急便（その４）「夕暮れ路のむこう」で、

　キキがヨモギさんから、うす桃色の飲み物をご馳走されるシーン

「きれいな・・・・　色」

「ゆすらうめのジュースです。　あの木になってたんです。

　蜂蜜につけたら、こんな色になって・・・・　ふしぎなくらいに」

　キキは細かい泡がのぼってくるコップを持ちあげ、一口飲みました。

「あー、おいしい」

あー、たのしい

来週には「うす桃色のふしぎな飲み物」になってくれるでしょう

変身、ライラック

雨あがり、白い花が満開のライラック

ライラック？

女房は紫のライラックを植えたはず？という
調べまくるとキンモクセイ科の「イボタノキ」じゃないかと　いぼ狸？いぼ猪？

ライラックの台木にイボタノキを使うらしいのですが、
稀に台木が元気すぎてライラックを枯らしてしまうことがあるらしいのです
「へー、知らなかった　びっくり！」

梅雨のはじまりの頃に、かわいい小型の花が下向きにたくさん咲きます
それにしても「イボタノキ」って可愛くない名前だな

タマネギとニンニク

北杜市役所の近く
須玉町の知人の畑では玉ねぎがパタパタ倒れて、収穫の時期です

我が家の玉ねぎは倒れる気配がありません、玉もまだまだ小さいです
（須玉町は標高470m　ウチの畑は標高800m）
「須玉が雨でも明野は吹雪」くらいの気温差があります

今年のニンニクは赤サビ病で全滅！
昨年からサビ病が発生中、しばらくニンニクは休憩かな
タマネギにうつる前に早く抜かないと！

八ヶ岳ファーマーズマーケット2024

富士見高原スキー場で行われる
「八ヶ岳ファーマーズマーケット」に来ました
八ヶ岳周辺の生産者が、花・野菜苗を直売する春の大イベントです

大量買いには、カゴ持参が便利ですね

富士見町まで来たので、いつもとは見え方が違う南アルプス

キッチンカーもたくさん来ました

明日（5月19日）も9時から開催されますが、駐車場がとっても混むので
遅くとも8時30分までに到着することをおすすめします！


八ヶ岳ファーマーズマーケット2024

家の中から煙突掃除

昨年の秋、屋根の上からキッチリと煙突掃除をしたので
きょうは家の中からチョチョイとやってみます

　

ひと冬でどれだけの煤が溜まっているか？

それなりに着いてるなー

漆喰の壁がヤバイので不織布で養生して
45リットルのビニール袋で煤をうける部分を作り、テープでとめました

下から、ゴシゴシ　ゴシゴシ
なんだかな〜　大腸内視鏡検査を思い出すな～　ゴシゴシ　グリグリ

今年は雪が多くてガンガン燃やしたシーズンでしたが
煤はこんな感じ、計ったら52g

下からの掃除でも、こんなにキレイな大腸になりました
屋根の上でブルブル震えなくてすむ「楽チン煙突掃除法」です

次はストーブの分解掃除、はずせるパーツはすべて外します

炉内は煤だらけ！　ブラシでゴシゴシします
煙突はキレイになりましたが、鼻の穴はまっくろです

外したパーツを掃除してチェック、消耗品のバーミキュライトもまだまだいけそう！
仕上げにシリコンスプレーをシューしました

パーツを元に戻して、亜麻仁油をたっぷり塗り込んでピッカピカ
この冬も頼むよ！

まーるく生きよう 丸石神

庭からでてきた石を乗せただけの「我が家の石仏」

これは、東光　東大宇宙線研究所の下にある「丸石神」

はじめて見たとき「なにコレ、たこ焼き！」とびっくりしました
お賽銭ものっていて、地域の方々に大事にされています

調べてみると、山梨、甲斐の国では
路傍の「丸石神」を道祖神として祀る神秘的な信仰があります

2002年の調査で判明した山梨県内の「丸石神」は
造立年代がわかるもの394、年代未詳のもの708、合計1,102 確認されています
「双体道祖神」の348にくらべ圧倒的に「丸石神」が多いことがわかります
（山梨県史　民俗編より）


明野からの生活圏で「丸石神」を意識しながら走っていると
あるある！　ご近所にもたくさんありました

永井の交差点近く

鏡餅みたいですが、これもかな？

明野中学校の桜の下に

須玉町　大蔵の橋のたもとに

須玉町　若神子（わかみこ）の諏訪神社
後ろの山上に巨岩があり、大石神社とも云う

韮崎市　絵見堂（えみどう）交差点の近く
バランスゲームみたいな丸石神

韮崎市　相垈（あいぬた）交差点
うしろが工事中なのが残念ですが、きれいな正円です

敷島西町　島嘉商店の前
肉マンみたいな丸石神（横長、俵形、卵型などもあるようです）

上宿公民館
敷島町は「金峰山」へ向かう九つの「御嶽道」のうちのひとつ
御嶽道の路傍には丸石神が多くあるようです

須玉町　大豆生田（まみょうだ）の甲子橋


双体道祖神や男根などのお馴染みの道祖神とは異なり、
なぜ 石ころを道祖神として祀るのか？
なぜ 神の姿を丸石に求めたのか？
なぜ 甲斐の国に多いのか？
川で丸くなった自然の石か？
火山活動の産物の石？
など、多くの謎につつまれた「丸石神」

ここでは、路傍に「丸石神」があるのが日常の風景
生活に溶け込んだ素朴な信仰心、山梨の深い歴史を感じます



参考書籍「丸石神」庶民のなかに生きる神のかたち
　　　　「山梨県史」民俗編