義母の家にあった木目込みの「ひな人形」
女房の姉が生まれた頃だから、70年は経っているのだろう
高さ25cmほどでとってもキュート!
いくつかのパーツが外れてますが、ちゃんと保管されていたました
ぼんぼりと三方のお花がとれてます
金色の小さな冠の細かい細工!(真鍮かな?歪みを直して磨いてみます)
三人官女の持っている酒器はちゃんとしてます
五人囃子の笛や太鼓、ボディガードの右大臣・左大臣の武器も精巧
プラスティックが無かった時代の仕事ですね
さあ、まずは外に出てホコリを払います
修復の仕方がわからないので、甲府の人形工房に持ち込んで相談しました
「顔を拭くのは絶対にダメ、布も手に入らないのでやさしく拭いて…」
とアドバイスをもらいました
顔をゴシゴシしたい気持ちをおさえて、綿棒でふきふきふきふき
仕丁(しちょう)の傘はあとで付けます
いちばん気になったのが緋毛氈(ひもうせん)の汚れ
全部貼り替えるのは大変なので、五段目だけを貼り直します
やりすぎて失敗するのが目に見えてますから、この辺でやめます
ポップでかわいい!
コンパクトで現代でも通用する「ひな人形」の完成です
もうすぐ春ですね〜
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