2022年1月4日火曜日

悪疫退散、金櫻神社




悪疫退散と万民息災の祈願に「金櫻神社」(かなざくらじんじゃ)に来ました



神社名の由来となった御神木「金櫻」
なんと初代の櫻は「日本武尊(やまとたけるのみこと)が手植えした」と書いてあります



本殿に「昇り竜」と「降り竜」が奉納されてます



瑞垣にカメラを突っ込んで撮影
水晶を抱き柱に巻きつく「昇り竜」 初代の竜は名工「左 甚五郎」の作ですが…



昭和三十年の大火により本殿と共に焼失しました
現在の竜は「左 甚五郎」の作品を再現したもの こっちは「降り竜」



拝殿で参拝して



境内の奥に、金峰山と富士山を望む「遥拝所」へと登る山道があります



ちょっとした山登りです 正月太りの身体が重い(汗)
「遥拝所」に向かう人は殆どいないので静かな森を登っていきます



本殿、拝殿などが下に見えます



さらに登ると



鳥居があります そろそろ山頂かな?



「昇仙峡」の向こうに富士山が
ここは初日の出の絶景スポットでしょう!



奥に見えるのが「金峰山の山頂」

2000年前に疫病が全国に蔓延した際
甲斐の国では、悪病退散の祈願に金峰山に医薬の神「少彦名命」(すくなひこのみこと)を祀り
金峰山山頂を「本宮」、金櫻神社を「里宮」としました



「今上天皇」が即位する前の歌会始で、
高校生の時に金峰山を登った思いを詠んだものだそうです



やっと神社まで降りてきて、座りたいなあと思ったら「徳川家康の碑」がありました
家康は金櫻神社に三度、参拝に来たそうです



「家康が腰掛けた石」
家康さんも山頂まで登ったのかな?



「高いところに貼ってね」と社務所のおばさんに言われました

秩父の武甲山御嶽神社や青梅の武蔵御嶽神社などと並び、金櫻神社も「狼信仰」なのです
近年の護符には「悪疫退散」が外されていましたが、
新型コロナウイルスの沈静化を願い「悪疫退散」の文字が復活したそうです











0 件のコメント: