明野の空
2026年8月20日木曜日
東大宇宙線研究所 明野観測所に潜入
きょうはご近所にあります「東京大学宇宙線研究所 明野観測所」の一般公開の日
いつも外側から眺めていますが、
この「怪しい研究所」のイメージが払拭されるのでしょうか?
いよいよ内部に潜入します
まず、「宇宙線とは?」「宇宙線はどこで生まれたのか?」「明野観測所の役割」などの丁寧なレクチャーを受けました
こっちは物理とは無縁な「怪しい研究所」だと思ってるジジババですから、説明する方も大変だったと思います
屋上に移動して、明野観測所のメイン研究である「空気シャワー」の観測装置を見学
空から降り注ぐ高いエネルギーの粒子(宇宙線)の飛来方向を測定して、宇宙のどこから飛んでくるのかを観測しています
宇宙線のイメージ図(大阪公立大学資料より)
AGASA(Akeno Giant Air Shower Array:広域空気シャワー観測装置)は
1990年より、観測装置を明野、須玉、長坂、高根の100平方Kmの広範囲に世界最大の規模111台の検出器を配置し空気シャワーを捕えてその起源を探っていました
現在はAGASAの発展型がアメリカのユタ州の砂漠でさらに規模を拡大して共同研究されています
庭に出て「太陽の観測」をさせてもらいます
いま雲に隠れていますが、そろそろ顔を出してくれそうです
はじめて太陽の黒点も見ることができたし、プロミネンスという燃えて吹き出してるガスも見せてもらいました
「研究では先頭を走っています!」
この人、宇宙線研究所の所長さんです
次に「宇宙線ミューオン観測装置」の見学
宇宙線が地球の大気に衝突した時に生まれたミューオンを観測しています
壁の厚さがスゴイ! いつも「不思議な施設だなぁ?」と思ってました
放射線が通り抜けた時に信号を取り出す検出機
ミューオンは物質を通り抜けやすいので1mの厚さのコンクリートで囲い他の宇宙線を遮断してミューオンだけを捕まえます
(明野には3ヶ所に観測装置があり、24時間稼働しています)
ミニ講演会は「宇宙最強の粒子を捕まえろ!」
子供も、お年寄りからも質問が飛び交い、楽しい講演会になりました
19時から「星の観望会」ですが、空が怪しくなってきました
観望会は断念しましたが、天体シュミレーションソフトの上映会になりました
宇宙の誕生から138億年!
太陽系から、天の川銀河、局所銀河郡、おとめ座超銀河などを探査機に乗った目線で巡ります
宇宙物理学てんこ盛りの一日でした
難しくて理解できない所もありましたが
きょうのお話を頭にいれて、これからも明野の空を眺めるとします
「東京大学宇宙線研究所 明野観測所」は来年50周年を迎えます
2027年にも一般公開が予定されていますので、乞うご期待!
ICRR 東京大学宇宙線研究所
ICRR 明野観測所
2021年検出・最強の宇宙線アマテラス粒子とは?
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